クロスワードパズルはお好きですか?
タテとヨコのカギをもとにして、言葉でマスを埋めていくパズルですね。この基本は日本語でも英語でも同じです。英語のクロスワードといえば何を思い浮かべますか? わたしは、New York Timesのものを最初に思い浮かべました。これ、スマートフォンのアプリになっています。
パズルを楽しみながら英語のトレーニングもできるのではないかと思ってインストールしてみました。が、現実はそれほど甘くありませんでした。考えてみれば当たり前なのですが、このアプリ、完全にネイティブ(あるいはこれと同等レベルのかた)向けです。
自分ではそれなりに英語できるつもりだったのですが、語彙力があまりにもなさすぎてまったくといっていいほどマスを埋められません。やはりネイティブとノンネイティブの差はバカにならないんだなぁ、とわけのわからない感心をしたあとで、New York Timesからはしっぽを巻いて撤退しました…。
その後、ノンネイティブでも手を出せそうなクロスワードがないかと探していたところ、ちょっとおもしろいアプリを見つけました。アプリの名前はCodyCrossといいます。
言葉で紹介するよりも、まずはプレビュー動画を見てみてください。
雰囲気わかりましたか? 普通のクロスワードとは以下のような違いがあります。
単語の正解・不正解を示してくれる
通常のクロスワードの場合、マスを埋めてもその単語が正解かどうかはわかりません。ですので、誤答の上に誤答を重ねていくということがあります。いっぽう、CodyCrossでは一行分のマスを埋めると単語が正解か否かを示してくれます。
ヨコのカギだけ
通常のクロスワードにはタテとヨコのカギがありますが、CodyCrossはヨコのカギだけです。カギをヒントにして一行分の単語を正解すると、その単語に含まれるアルファベットが別の行のマスの一部を埋めていくという仕組みです。
トークンを消費してマスを埋められる
プレビュー動画には出ていませんでしたが、実際にはキーボードのわきにチョウのようなキャラクターがいます(下図)。このキャラクターをマスの上にスライドして持っていくと、トークン1つを消費してそのマスの正解アルファベットがわかるようになっています。
一つめの「正解なら正解といってくれる」というポイントが非常に大きくて、このおかげでノンネイティブにも手が出しやすくなっています。というのは、正解の単語を全然知らなかったとしても、空きが残りひとマスであれば、アルファベットを総当たりで試せば必ず正解できるからです。
単語を正解したときに、その単語のアルファベットが他のマスに飛んでいくアニメーションも楽しいので、わりと英語好きというかたは一度試してみてはいかがでしょうか。
参考文献
- NYTimes - Crossword, https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nytimes.crossword
- New York Times Crossword, https://itunes.apple.com/jp/app/new-york-times-crossword/id307569751
- CodyCross: Crossword Puzzles, https://play.google.com/store/apps/details?id=com.fanatee.cody
- CodyCross: Crossword Puzzles, https://itunes.apple.com/jp/app/codycross-crossword-puzzles/id1092689152